さて、前回に引き続きInterBEEについての記事です。
今回は映像制作について書いていこうと思います。
こちらは弊社の事業にダイレクトに影響するものでした。
HOLLYLANDのブース
こちらはHOLLYLANDの輸入代理店のブースでの商品で、クリップオンマイクです。
いわゆるピンマイクですが、よく使われているSONYのピンマイクの送信機、受信機の3分の1くらいの大きさ(写真とってなかったです)で、名刺の半分くらいかな、持ち運び、取り付けなどかなり便利そうでした。なにより小さいのが驚き。
さらに驚きなのが価格、13200円でした。
現行のピンマイクのサブとしてもとりあえず持っておこうというのもかなりありな商品だと思います。
あと気になったのが映像伝送のMARS 400S PRO というシステム。
カメラに付けてその映像を外部モニタやiPadでも見られるもの。
映像撮影中にディレクターやクライアントにその場で確認できるのがうちだと主な用途になります。
価格も7~8万とお手頃。
AZDENのブース
お次はAZDENのMIC CUBEという商品。
2ラインの音をカメラに取り込むことができます。
撮影の現場だと、ピンマイクと現場音orレポーターマイクとか四角いアダプターに入力することができます。
価格も13200円とかなりお手頃。現状不自由している部分があれば即買いで良いと思います。
SIGMAのブース
そして今回一番注目したのが、SIGMAのシネマカメラ。
全くノーマークで、そもそもシネマカメラを出していたことすら知らなかったのですが、画質など見てもかなりきれいな印象でした。
SIGMAのイメージとしては安いレンズを販売してる会社という認識しかかなったのですが、というか知らなかっただけだと思うのですが、がらりと印象が変わりました。
価格は20万前後で本体、プラスレンズ。もちろん周辺機器も。
たまにシネマカメラの色味などを言われることが多く、うちだと一眼で撮影することが多いので、そもそもカメラが違うという説明をすることが多かったのですが、このカメラを1台もっておけば色々な要求をクリアできるのではないかと思います。
この商品についてはもう少し色々調べていきたいと思いました。
おわりに
今回参加して、記事にはしていない膨大なブースがあったのですが、それぞれで新たな発見がありました。
不自由だなと思っていたことは、それを補う商品がやはり開発されていて、より使用しやすい価格も設定されていて、技術の進化が凄まじいなと思いました。
特に映像制作の現場では最新のものが注目されやすいので、制作会社としてはそれらをどう活用して、提案していくのかといったところが重要だったりします。
その点では今回参加して、提案の幅が広がり、なにかの壁に当たったときの突破口としてのストックはできたかと思います。