DJI Air 2S を購入し、運用していこうと思い、開封、アクティベーションなどを済ませて、DIPSにて機体登録をしようとしたところ思いのほか手間がかかったので、記録、参考にここに記載しようと思います。
まず、この記事を書いているのは2021/10/13で登録諸々を行ったのは10/12であり、包括申請の審査結果については現在進行形のため、進捗があれば追記していきます。
あくまで上記日時現在の情報ですのでその点はご留意ください。
※2021/10/21 下記内容にて承認が下りました。
DIPS 機体登録
早速機体登録をしようとDIPSにてホームページ掲載無人航空機一覧から情報を引用できるかと思ったらまさかの2Sはまだ新しいためか登録されていませんでした…!!
…となると、掲載以外から機体を登録しないといけない。
これが結構手間。
DJIのスペック表などから転記していく必要があります。
ここの最大離陸重量は、Air2Sの場合595gなので、㎏に変換します。
0.595㎏としたいところですが、小数点以下2位までしか入力できず0.59㎏と記載しました。
ここに限らずDJIが公表している単位とこのDIPSの単位が違う部分が多く、その度に変換する必要があります。面倒。
項目8からの入力方法
その他の情報を記入しながら、項目8まできました。
項目8ではドローン本体の横、上、前のそれぞれの写真を添付する必要があるので、撮影しておきましょう。
また、後ほど記載しますが包括申請時にも機体の灯火、プロポ、プロポにAir2Sの現在地などが表示されているかなどの写真も必要になるため一緒に撮影しておきたいですね。私は何度も折りたたみ、起動をし撮影する羽目になりました…。
さて、次に下のAir2Sのスペック表と照らし合わせながら下の項目9を記載していきましょう。
DJI RC-N1送信機 と記載し、プロポの写真を撮って添付しました。
最高速度は19 m/sが最大なので、これを㎞毎時に変換すると68.4km/hとなります。
高度は5000m。
電波到達距離は12㎞なので12000m
飛行可能風速は10.7m/s
搭載可能重量は特に物件投下をする予定はないし、記載がないので0としました。
使用可能時間は31分です。
残りの項目をチェックし、登録しましょう。
機体登録はこれでOKなはずです。
包括申請
申請を行うにはまず機体登録されてないといけないので、先にしておきましょう。
弊社では別の機体で全国包括を年間でとっているので、ここに機体を追加する形で申請をしていきます。
主に機体選択からの追加基準の記載がメインになります。その他の包括申請についての記載はここではしません。
さて、追加基準を記載していきましょう。
プロペラガードの項目についてはネットを見ていると一番上の「プロペラガードを装備している」だと審査が通りにくいと情報があったのでその下の項目をチェックし、さらに備考に「装備しているプロペラガードは純正のものを使用、機体の周囲を保護しているため安全の有効性については確認している」というようなことを記載しました。
別の機体でもこの項目を選択しています。備考は書いてなかったですが、今回のものには記載してみました。
基本的には第三者の目があるというのが安全に対する一番有効な手段なためでしょうか。
まだ審査結果はきてないので、なにかあれば追記していきます。
次の灯火については以下の写真を撮って添付。
次の項目に行きます。
4-1 は機体とプロポに機体のカメラの映像が電送されている様子の写真を添付。
4-2 は普通にプロポを添付。
次の項目にいきます。
最後の項目ですが、フェールセーフ機能の確認ですが、これについてはAir2Sのユーザーマニュアルの13ページに記載があるのでその旨を備考に記載。また、13Pのスクリーンショットを添付しました。
以上で申請を完了し、現在は結果待ちの状態です。
また結果が出次第以下に記載していきます。
数年前よりは審査項目の記入が簡単になったけど、もろもろかなり手間がかかるのでもっと簡略化できそうではありますね。特にDJI機器については早く登録しておいてもらいたいのと、写真を撮って~みたいなのは極力なくしてもいいんじゃないかと思いますけどね。
審査結果
- 2021/10/12~ 申請
- 2021/10/21 承認
申請変更、機体追加だったためか、割と早く承認が下りました。
特に修正指示もなくそのままOKという流れでした。